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きっとまだ寝ぼけてるんだろう。
普段あまり見ることのない上目遣いで可愛くおねだりするコジ。
か、かわいいっ!!
「よーすけの手、気持ちいい」
そう言って再び目を閉じるコジ。
その頭にドキドキしながらもゆっくり手を乗せる。
そしてもう一度優しく撫でるとコジは気持ち良さそうな表情を見せた。
そんなコジに頬が緩む。
「………ま、もう少しいいか」
もうちょっと。
もうちょっとだけ。
コジにいい夢見させてやろう。
結局いつまで経っても戻って来ない俺を探しに来た桃に声をかけられるまでコジの頭を撫で続けた俺だった。
END.
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