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同じ市内に住んでいて 歳も同じと言う事で 仲良くなるのに 時間はかからなかったが…
「千春…俺と付き合ってくれないか?」
「でも…後悔するよ…」
淳は この言葉の意味が 解らなかった…
「後悔なんかしないよ…俺 本気だから…」
春の風が吹き抜ける街並…
暖かな日差しが 二人を照らし まるで祝福しているように見えた…
しかし それは この先 訪れる二人の道を 見えないようにしていた。
そんな二人には 街のざわめきすら 聞こえてはいなかった。
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