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~職員室~
「で?
何?」
ウチは嫌々ながらも一応職員室に来た。
「何?じゃないだろ。
これ明日クラスに配る資料、ここホッチキスで留めてね。
人数分」
ドサッ
と、人数分の資料を渡された。
「ってか!
なんでウチがこんな事しなくちゃいけないわけ!?」
「佐伯!
まったくお前の口の聞き方は…ホントに…」
ウチはなぜか大和の向かいに座っていた小野田にブツブツ言われた。
「大丈夫ですよ。
僕がちゃんと指導して佐伯をまともにします」
「頼んだよ久遠先生。
わしも副担ながら手伝うから」
「よろしくお願いします」
大和は椅子に座りながら頭を下げた。
ってか?
僕がちゃんと指導して?
佐伯をまともにします?
だぁ!?
僕がって何だよ!僕って!
普段オレ様のくせに!!
だいたい、まともって何さ!
ウチはまともだっつう~の!!
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