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「夏名…ごはんくらい静かに食べろよ」
大和はなぜか飽きれ顔でウチを見た。
「そうよ!
ひとちゃん(大和のママ)は女手ひとつで大和くんを育ててるんだから、晩ごはんくらいうちで見るのが当たり前じゃない!
」
なぜかウチがママに怒られ…ママの見えない位置で大和はまた口だけで『ガキ』と、動かした。
アイツめ…。
殺ス!!
「それに、大和くんが担任なら安心だわ♪
夏名の事、頼むわね♪」
「はい」
大和は悩殺スマイルでママを落としていた…。
何が!?
『はい』よ!!
あんたの世話になんて絶対になんないし!!
ウチは大和を睨みつけながらコロッケを頬張った。
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