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クラスメイトの自己紹介やらなんやら終わり…。
さっそくクラスの女子は大和に群がっていた。
「先生っていくつ？」
22。
「誕生日っていつ？」
11月24日。
「先生って彼女いるの？」
いないし！
ってか！
んな事聞いてどうすんだよ！女子！
そんな女子の質問に、
「22歳。
11月24日生まれ。
射手座。
彼女は…どうかな？」
「え～！
教えてよ先生～」
なんて言われて大和は女子に囲まれていた。
ﾁｯ！
星座は聞いてねぇし！
「…なっちゃん？大丈夫？」
ウチが密かに右手を怒りでプルプルさせていたからか真佐子が聞いてきた。
「まさか…アイツが担任なんて…ホント！最悪！」
「佐伯、知ってるの？
久遠先生の事」
と、星野。
「知ってるも何もアイツは…!!」
「佐伯さん…だっけ？
後で職員室来てね」
なぜか後ろに大和が立っていて…ニッと笑った。
「はぁ？
なんでウチが職員室に行かなきゃなんないわけ!?」
「遅刻したの誰かな？
ちゃんと来るように」
そう言って大和は皆には解らないように「ガキ」と口を動かした。
む、ムカツク!!
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