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「何言ってんだよ。明日から綾香さん達が家に越して来るって言ったろ?」
耳を疑うような衝撃的言葉が放たれる。
「な、な、何言ってんの?全然聞いてないよ!!ってか何で家に越してくるの!?」
「・・・あれ?俺言ってなかったか?おかしいな・・・まぁ良いや。照彦、父さん綾香さんと再婚する事になったんだ」
悪びれた様子も無く・・・
言った後でワハハと笑い・・・
いっぱいしに高級ワインを一気飲みして・・・
「ええええええええええええええええええええええええええええええええっ!?」
スルっと白状しやがった!!
この先の人生でこんなに驚く事は一生ないだろう・・・ってほど大声を上げ驚いた。
いや、驚かない方がどうかしている!!
何を言っているんだ!?
正気なのか!?
再婚!?
僕は息子だぞ!?
言うの忘れたって次元の話じゃないだろう!?
しかも明日来る?
明日の10時には・・・神崎 雪と同棲・・・?
大声を張り上げたもんだから周りの客が一斉にこっちを向く。
僕は父親に脳天を殴られ言葉を失う。
「秀彦さん・・・まさか照彦さんに言ってなかったんですか?」
「おかしいですね・・・言ったつもりだったんですが・・・ガハハハ」
笑って誤魔化すな!!
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