デジャヴー

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授業開始はザワザワしていたが、亮の一睨みで静かになった。 暉の席は、俺の斜め前だ。 周りの野郎共の、探るようなチラ見に耐えているように感じた。 休み時間になり、亮が俺の席に暉を連れてきた。 「こいつが俺の従兄弟の暉。で、こっちが柾だよ」 俺を避けるように、亮の後ろに隠れていたが、オズオズと姿を現した。 .
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