《2》

7/18
前へ
/37ページ
次へ
会場にやっと着いた。 開始5分前。 「間に合った。」 「おじさん、ありがとう。感謝します。」 「久々の友達と、楽しんでおいで。」 「うん。行ってきます。」 お盆休みという事を忘れ、いつも通り家をでたので、タクシーが渋滞にはまってしまったのだ。 おじさんは気さくで、話しやすく、 「これから同窓会なんです。」と、話をしたら、 「こりゃまずい。このままだと遅刻しちゃうなぁ。抜け道通るけどお嬢ちゃんいいかな?」 「お願いします。」 「よし、べっぴんさんを遅刻させるわけにいかないからなぁ。」と、車を走らせてくれた。
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加