《2》

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それからは、 参加してる皆と、久々の会話を楽しんだ。 アルコールの勢いもあったのかもしれない。 「しっかし、女子は皆、綺麗になったよなぁ。なぁ、大山。特に、永野なんてさぁ。男いるんだろうなぁ。」 「男がほっとくかよ。」 「やっぱりそうだよなぁ。 あっ♪大山、川野と結婚するんだろ♪浮気すんなよ!」 大山君の返事を待たずに、相川君は、 「おう、皆聞いてくれ!大山は、川野成海さんと、今年結婚するんだって。」 「えっ、成海ちゃん、本当? そんな大事な事、今まで黙ってたの?」 「なんか恥ずかしくてさ。」 「おめでとう♪かんぱーい♪」 「かんぱーい♪♪♪」 大山君は、苦笑いしてた。 皆の祝福の声に。 そして。 目線の先に、何かを見つけたようだった。
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