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シ「のわあー!!何なんだー!!」
岩の塊が動き出した。
リ「シズル!!武器から手をはなせ!!」
シズルは持っていた槍から手をはなすと腰から地面に落ちた。
あまり高くなかったからたぶん無事だろう…
リ「コハク!!まさかこいつが…」
コ「はい。これがロックドラゴンです…
しかし妙です…
ロックドラゴンはあの程度の攻撃で姿をみせる程軟弱ではないです。
そしてあの眼…まるで何者かに洗脳されているように見えます。
主。主の龍の眼で確認して下さい。」
リ「龍の眼ってあれか?」
たしかドラゴン限定だが相手の意志や思考を読み取れるとか言ってたようななかったような俺のチート能力だったな…
リ「わかった!
コハクはあいつを抑えていてくれ!!」
コ「承知!!」
コハクは青龍に変化するとロックドラゴンの動きを止める。
リ「龍眼!!発動!!
見えた!!コハク!!そいつはやっぱり操られてる!!奴の意識を感じない!!」
ユ「操られてるって本当なの!?」
リ「ああ。
よし!!ナナ!!ヒスイ!!タイガ!!ニア!!お前たちはコハクと一緒にロックドラゴンを!
ミリアは周囲に結界を張ってくれ!!
シズルはミリアの援護を!!
ローチは使い魔でロックドラゴンを操っている『何か』を探ってくれ!!
ユリアはコハクたちが負傷したら回復にまわってくれ!!
俺もロックドラゴンを抑える!!」
俺は全員に指示をだしロックドラゴンに突っ込む。
リ「喰らえ!!ドラグバスター!!」
俺は右腕を龍に変化して右腕から巨大な光弾を放った。
例えるならチ◯ドのエル◯ィレクトだ。
光弾はロックドラゴンの頭に命中する。
「ぐおおおおおー!!」
ロックドラゴンのうめき声が聞こえる。
光弾が当たったところはほとんど傷がない。
リ「俺の攻撃はほとんど効いてないのになんでこんなに苦しんでるんだ?
まさか!?」
ロ「リュウガさん!!操っている『何か』がわかりました!!
ロックドラゴンの喉の奥に寄生型の魔物がいます!!」
リ「コハク!!喉の奥に寄生型の魔物がいる!!
今からそいつを狩るからこいつの口を開けてくれ!!」
コ「承知!!しかし主一人では危険ですゆえ我もお供します!!」
そう言うとコハクは青龍の姿から人に戻るとロックドラゴンの口の中に入った。
リ「俺もいくぞ!!」
俺はコハクのあとに続こうとした…
「グガアアアアア!!」
ロックドラゴンの拘束が緩くなり俺はロックドラゴンの頭突きをまともに受け、地面に叩きつけられた。
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