第3章 第一ゲート 

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???「みなさん着きましたね。ではこの先の説明。及びこの部屋の説明をします。そしてそのあと少しの時間ならば質問を受け付けます。」 浩平「まったくふざけているな。こいつ」 宗弥「俺らを試そうとしているようにも聞こえるな。」 ???「まずこの先の説明です。この先あなた達はあるゲームをしてもらいます。」 修平「あるゲーム?」 敏樹「ふざけてんじゃねー」 ???「落ち着いて最後まで話を聞いてください。あるゲームには一つだけかけてもらわなければならないものがあります。」 宗弥「それは何だ?」 ???「それは…」 重い雰囲気の中、口を開いた。 ???「命です。」 一瞬時間が止まったようだった。宗弥達には言っていることが理解できなかった。」 宗弥「それはどういうことだ?」 ???「あなた達はこれから命をかけたゲームをやってもらいます。もちろんある理由があってのことですが。」 浩平「ある理由とはどういうことだ?なぜ命をかける必要がある?」 ???「それは先ほども話しましたとおりあなた達は選ばれた者だからですよ。」 由美子「納得いかないわね。」 ???「今は納得してもらわなくてもいいです。続けましてこの部屋の説明に入ります。」宗弥達が入れられた場所はさっきとはさほど変わらない広さだった。 ???「この部屋はデスウォール通称(死の壁)です。」 宗弥「死の壁?」 ???「中央にあるロープがわかりますね?」 部屋の中央にはロープがぶら下がっていた。 ???「そのロープを引けばドアが開きこの部屋から出れます。」 浩平「本当か!」 ???「しかし、一つ条件があります。」 宗弥「条件?」 ???「なぜ死の壁と呼ばれているのか、それはやってみればわかります。条件もやってみればわかります。」 浩平「今説明しろ!!」 ???「やってみればわかります。それでは約束どおり質問を受け付けます。」 浩平「じゃーまずはお前の名前を聞こう。お前の名前はなんだ?」 ???「私の名前は…
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