第1章 余興

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一之瀬 宗弥 修平の幼馴染。リーダーシップと頭だけはうちの学校ではずば抜けていた。だが反面ちょーがとくほど野球馬鹿。 高橋 修平 宗谷の幼馴染。昔っからかなりの心配性でいつも宗弥を気にかけるいいやつ。しかし、彼は一度野球の話をしたら5時間は話せるという自信があるらしい。 修平「そーいや、お前今度の相手はあの波ヶ丘高校なんだって?あの高校は毎年全国大会にいってるほどの実力を持ったチームだぞ?なんとってもあの無駄のないプレー。あれはプロも顔負けだぜ。あそこの戦い方は、ランナーをコツコツとため…」 宗弥「もーいいから、お前このままにしておいたら日が暮れるまで話す気だろ。」 修平「わりーわりー。でもさぁ~野球って奥が深いよなぁ?」 宗弥「そう思ってるのはお前だけだと思うぞ。」 修平「そうか?だって野球は、一対一の頭脳戦かつ身体的な肉体戦かつそれを含めた総力戦これが勝負に影響してくるんだぜ?奥が深いだろ?」 宗弥「そー言われればそうだな。プレーばっかしてると見えないものもあるんだなぁ~」 修平「だろ?そう思うだろ?」 ???「2人とも何話してるの?」 宗弥「京子か、誰かと思った。」 京子「何話してたの?」 修平「いや、別にたいしたことないけど、野球って奥が深いなぁ~っていう話してた。」 京子「何?それ?渋!」 修平「渋とはなんだ~!渋とは!!!」 京子「ってかそろそろ暗くなるから帰ろ。」 宗弥「そうすっか。」 3人はそのまま帰った…はずだった。 まさかあんなことになるとは…
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