俺の恋

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やはりというか、なんというか、僕達は何も変わらなかった。 部長も僕もよーへーも、三人で川の字になって雑魚寝する。起きると部長が食事を作り、僕が盛り付けと片付けをして、よーへーは部屋の掃除や風呂場の掃除を担当していた。買い出しや外食は決まって三人で。 僕が針を持つと部長も時折針を持ち、よーへーは携帯ゲームで遊んでいた。 部長の横顔は僕が入部した頃より鋭くなり、よーへーも顔色を悪くして起きることが増えた。 そして僕は。 訳も分からず睡魔に襲われていた。 何かあるとふと意識が飛んでしまう。 目覚めるとよーへーと部長が顔を覗き込んでいるのだ。どうやら僕も疲れているらしい。全く、こんなにも争いもなく静かな(このメンバーの関係を考えるとどうしようもなく穏やかである)日々であるのに、僕は疲弊していった。なんだか、そうだ、精神的に参ってしまいそうだった。
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