ターゲットは彼女

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教室にも入ってこれない照れ屋さんってわけか 様子からそう悟った俺は、 カタン…と椅子を軽く蹴って立ち上がったを 「涼介?」 「山田く…」 クラス全員の視線が俺に集まる。 気にせずに席を立って担任と転校生のところに歩み寄った。 担任が少し期待を込めた目で、 俺の方をむく。 「山田?」 …いっとくけど100%好奇心。 優しさなんて皆無。 「はいっといでよ?」 極上の笑顔を向けて、その転校生を 教室に招き入れた。 「っっ…/」
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