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「…アイツ、知ってるよ」
「は!?」
「小さい頃、同じ団地だったから。しかっし、変わってねぇな」
少しも面白そうに微笑む大貴に
女子たちが寄ってきた。
「えぇー、大貴の幼なじみ?」
わいわい話す連中をよそに
俺はさっきみた裕翔を思い出していた
……中島裕翔………
一瞬にして全員の、いろんな意味でのターゲットになった変な奴。
「ふーん…」
とことん…
からかわせてもらおうじゃん
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