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「…はぁ…」
帰宅してから、どうしても
反省せずにはいられなかった
「なんで僕、こうなのかな…」
狭いマンション内の一角にある自分の部屋。
ベットだけでほとんど部屋が埋まってしまうから
このベットはソファーでもあり
机でもある。
仰向けにたおれ込んで
生徒手帳にあるお母さんの写真をみた。
「お母さんのせいだよ…もうっっ」
僕に色々な意識を植えつけたお母さんは
もう、いない…
写真を大事にしまってから
僕は山田くんを思い出した。
いくらなんでも…僕、酷すぎたよね?
明日、謝らなきゃ…
なんだか憂鬱。
誰も知らない中で
僕は自分で自分を守りきれるのかな。
そんなことを考えてながら、いつしか眠りに堕ちていた。
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