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『僕達は学院の秩序とルールに従い、最後まで充実した学院生活を送りたいと思います。
新入生代表、瀬多 侠<セタ キョウ>』
長い文を言い終え、瀬多と名乗った生徒は舞台を降りた。
そして次に舞台に上がったオヤジ
頭が輝いている校長
カラス「輝いてるな。」
ヒナタ「あ、はい、か、輝いてますねぇ。リー〇21に電話したほうが?」
髪の薄い校長。
お辞儀した校長の髪は靡いていた。
学生の半分はそれを眺めている。
後の半分?
みんなお昼寝タイムだ。
『えー、ゴホン。
本日はご入学、おめでとうございます』
そして俺達が次に注目したのは、校長がスーツの下に着ているYシャツ。
カラス「趣味悪」
ヒナタ「そうですね。
僕にはあんな服着れません」
カラス&ヒナタ「「花柄は頂けない(ません)」」
でも、やっぱり、
頭に目線がいってしまう。
ヒナタ「ちょ、駄目ですよ!
ガン見は駄目です」
なんて言いながら日向もジーッと校長の神々しい程に輝く頭を見ていた。
因みに俺はもう目を逸らした。
校長は長々と一時間話し続けてから舞台を降りた。
そんなこんなで入学式が終わった。
ザワザワと体育館が騒がしくなった。
カラス「この後どーするんだ?勝手に行っていいの?」
立ち上がりながら言うと日向が俺を手で制した。
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