◇episodeⅠ*出会い◆

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『僕達は学院の秩序とルールに従い、最後まで充実した学院生活を送りたいと思います。 新入生代表、瀬多 侠<セタ キョウ>』 長い文を言い終え、瀬多と名乗った生徒は舞台を降りた。 そして次に舞台に上がったオヤジ 頭が輝いている校長 カラス「輝いてるな。」 ヒナタ「あ、はい、か、輝いてますねぇ。リー〇21に電話したほうが?」 髪の薄い校長。 お辞儀した校長の髪は靡いていた。 学生の半分はそれを眺めている。 後の半分? みんなお昼寝タイムだ。 『えー、ゴホン。 本日はご入学、おめでとうございます』 そして俺達が次に注目したのは、校長がスーツの下に着ているYシャツ。 カラス「趣味悪」 ヒナタ「そうですね。 僕にはあんな服着れません」 カラス&ヒナタ「「花柄は頂けない(ません)」」 でも、やっぱり、 頭に目線がいってしまう。 ヒナタ「ちょ、駄目ですよ! ガン見は駄目です」 なんて言いながら日向もジーッと校長の神々しい程に輝く頭を見ていた。 因みに俺はもう目を逸らした。 校長は長々と一時間話し続けてから舞台を降りた。 そんなこんなで入学式が終わった。 ザワザワと体育館が騒がしくなった。 カラス「この後どーするんだ?勝手に行っていいの?」 立ち上がりながら言うと日向が俺を手で制した。
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