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「あぁ…。今何時だ?」
ベッドで、もぞもぞしながら携帯電話に手を伸ばした。
「はっ!?充電切れてるし!!」
焦ったように、飛び上がる明。
オレは、明。
歳は、25で普通に会社員をしている。
朝起きたら、携帯電話の充電が切れていて、焦って仕事に行く準備をした。
「んだよ!今何時だ?」
テレビを入れ、時間を確認する。
と、明の目の前に『箱』が目に入った。
「箱?なんだこれ?昨日からあったか?」
テーブルの上には、正方形の箱が1つ…
そして、その横には真っ黒な手のひらに収まるサイコロ状の『箱』があった。
正方形の箱には、郵便物のように段ボールに包まれていた。
「郵便?誰かから?」
送付書らしき、紙が貼ってあり目をやる。
【送り主:G-KL】
【受取人:明様】
「ん!?荷物受け取ってないし。メッチャ怪しいけど」
と、怪しんでいてテレビに目をやると…
「!もう9時過ぎてる!!」
慌てて、仕事に行くため玄関を飛び出した。
その時…
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