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「炎!?本当に、スキルを身につけれる道具があるのかよ!?」
日本刀を持った男が、朱槍を持った男と目を合わせた。
オレは、まだまだこれから先の【指令】が気になる。
そう思い
「いいのか?
今オレを殺して、次の【指令】が、【人を殺せ。殺した人数に応じて報酬を出す】みたいだったら?
ただの殺し損になるぞ?」
そう仄めかすと、男二人は『チッ!』と舌打ちをした。
すると、朱槍を持った男が【vil】をオレに向けていた。
「おぃ!ランクが、高いぞ!」
朱槍を持った男が、焦りながら、日本刀を持った男に言った。
「マヂかよ!?そんなに強いのかっ!?」
男二人は目を合わせあって、なにかを察したのか来た道を戻るように、オレの前から立ち去って行った。
ハァ!とりあえず助かった。ってか、今の奴ら正気か?
躊躇もなく、オレを殺そうと追ってきたな。
とりあえず、野獣を探しながら、この能力を理解しないとな。
オレは、逃げてきた道を戻りながら、能力の練習場所を探した。
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