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個人警告:周辺2km以内に100ランク以上の被験者が、近づいています。
ん?
個人警告って?
オレに対しての警告か!?
そう思っていると、背後から殺意を感じた…
『へ~。紫色の炎なんてあるんだ。』
背後から、女の声がした。
オレは、両手に炎を灯し振り向いた。
そこには、長い黒髪でストレート、身長は180くらいで、痩せ形。
どちらかと言えば美形な女性だった。
右手には、身長と同じぐらいの細長い刀を持っていた。
「なんだあんた!?
おもいっきり、殺意剥き出しかよ!?
しかも、100ランク以上ってなんだ!?」
オレは、いつでも逃げられる準備をした。
『あら?殺意を消してたつもりだけど、あなたのその炎に見とれて、でてしまったのね。』
女は、ゆっくりと刀を抜いた。
「おいおい!なぜ刀を抜く!?」
『そのスキルが欲しいから。』
女は、おっとりと微笑み近づいてくる。
なんかあの女ヤバイな!?
とりあえず、逃げなきゃ殺される!
オレは、逃げる準備をし両方手の炎を地面に叩きつけた。
炎は、地面に大きな火柱のように燃え盛りオレと女の間に壁を作った。
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