初日

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出くわした野獣は1匹、100ランク以上の女に狙われたが、【勧告】により見逃された… 運がよかったのか。 どうなにか、このグローブの能力もそこそこ使えるようになった。 そう考えながら、仮設まで戻ってきた。 あ。そう言えば日本刀の男!? そう思いだし、日本刀の男がいたところを見に行った。 ん?誰かいる。 高校生らしき制服…… あ!マシンガンを持った女子高生だ。 オレは、仮設の陰に隠れ様子をうかがった。 『な……の……』 オレのいる位置からは、何を言っているか聞こえない。 よく見ると、女子高生の制服には返り血を浴びたように赤く染まってて、マシンガンは持っていなく、右手には日本刀を持っていた。 すると、オレの視線に気づいたのか、突然振り返った。 『誰!?そこに隠れてるの!!出てきなさい!!!』 女子高生は、刀をカタカタと震わせ構えていた。 「いや。隠れるつもりはなかったんだけど…」 『あんた、ここから出てきた時の武器持ってないやつ!! あんたも、こいつらの仲間なんでしょ!?』 ん。勘違いされている。とりあえず、弁解だけしとくか。 「そいつは、武器をもっていないオレを殺そうとした奴だぞ。 逆に質問だけど、こいつら?そこにいるの、1人だぞ。」
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