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『私、お嬢ちゃんなんかぢゃない!ちゃんと遥って名前あるから!!』
女子高生は目を擦りながら、遥と名乗った。
「意外と大丈夫だな。
遥ちゃん。ね。
オレは、明って名前。
なんにせよ、生き残ったってのは運がよかったんだ。。
そいつらは、運がなかったから死んだんだ。
ぢゃーね。
次も頑張って生き残れよ。」
オレは、遥に手を振り自分の仮設に入っていった。
ん!?
そういえば、死んだ人間の【ブラックCUBE】ってどうなるんだ??
オレは気になり、外の男を調べる為、再び外に飛び出した。
が、扉を開けた瞬間に
「あっぶね!!何やってんのそんなとこで!?」
目の前には、遥が立っていた。
遥も、突然出てきたオレにびっくりしている様子。
『あ、あの!私、部屋に居づらくて…あの、迷惑ぢゃなかったら、居させてもらっていいですか?』
遥は、恥ずかしそうにオレの目を見ないで言った。
女って反則だな。
ここで断って死んだら、オレのせいだろ……。
しかたない。
女子高生になんて興味ないけど、保護だと思うか。
その前に。
「遥ちゃん。とりあえず、中で待ってな。オレちょっと調べたいことあるから。」
遥は、頷い部屋に入った。
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