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龍一はあまりの痛みに気絶したようだ。男を見ると龍一の腕の肉を食っていた。
(ゾンビみたいな奴だな・・・。!?、まさか・・・これがゲーム!)
ゾンビは人肉を求めて歩みよって来る。
(映画通り、動きはのろい!)
のろいのを確認すると龍一を背負って男を体当たりすると走った。足音につられて来たのかそこら中に歩く死体が出てきた。
「どっから湧いて出てきた!さっきまではいなかったはずだ!」
(ドンッ!)
「うわ!」
直哉は何かにぶつかり倒れた!
「ゾンビか!!」
「待ってくれ!俺は奴らじゃない!優弥!安藤優弥って名前だ!」
言われてみれば瞳の色も正常だ。歯も尖ってない。直哉は安心して警棒を下ろした。
「すまない。俺は倉橋直哉。こいつは西田龍一。君達は?」
直哉は太一達に話しかけた。
「俺は濱口太一っす!よろしくっす!」
「美香です。よろしくお願いします。」
「明日香・・・よろしく・・・」
それぞれの自己紹介が終わると、龍一を手当てする為、医務室へ向かうのだった。
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