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直哉達は迫り来る死者達を避けながら医務室へたどり着いた。
「武器を探さないと!優弥!太一!龍一を手当てするから手伝ってくれ!美香ちゃんと明日香ちゃんは武器がないか探してくれ!」
「分かった!」
直哉の指示で全員がやるべき事を始めた。
30分くらいたったか・・・直哉達は作戦会議をしていた。
「武器は拳銃二丁とマガジン10本それに警棒一本か・・・心許ないな。」
優弥は深刻な顔をしている。
「無いよりマシだろ・・・」
直哉は疲れはてていた。それはそうだ。負傷した龍一を背負って全力疾走して来たのだから。
「龍一・・・大丈夫か!・・・おい!龍一!」
その場にいた全員が龍一を見た。いや、さっきまで龍一だった物を。
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