始まり

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「何だ?」 周りが騒ぎ出す!優弥は辺りを見回すと異変に気付いた! 「監視員が一人もいない!?」 その言葉に反応した太一が 「本当だ・・・。マジでいねぇ!」 何か起こっている!優弥はそう感じていた。その時、 「あー、囚人の諸君、今夜のパーティーは楽しんでいるかね?」 この声は所長か! 「少しゲームをしないか?もしクリア出来たら即釈放を約束しよう!」 釈放という言葉を聞くと周りは参加する気でいっぱいだった。 「だが、このゲームは命に関わる危険なゲームだ。それでもやるかどうかは自分たちで決めるといい。三分時間をやろう!じっくり考えるんだ。」 「優!やろうぜ!」 その問にどうしようか迷っていると 「優弥さん、やりましょう!一生ここにいるよりマシですよ!」  「あたしも参加するぜ!」 太一も美香ちゃんも明日香ちゃんもやる気なようだ。女の子と親友をほっとけない! 「はあ・・・。分かった!やろう!」 優弥は参加を決める。 「よし!決まり!頑張って皆一緒にここからでような!」 太一が意気込みを語った。すると、 「時間だ。参加する物は会場に残ってくれ。不参加者は会場から出てもらって構わない。」 全員その場を動こうとしない。 「全員参加か!嬉しいぞ!では今から始める。クリア条件は一週間生き延びる事!刑務所内の至る所に武器が置いてある。自由に使ってくれ。では幸運を祈る!」 放送が終わると出口が開いた!囚人たちは我先にと出て行った。優弥は気になった。この先なにが待ち受けているのだろうかと。
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