第1章:【僕=囚人】

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「暑い……。」 僕が言ったその一言が 天に届いたのか……。 暑苦しくて 光り輝く太陽を 1つの雲が覆った。 その雲は大きくて厚かった。 そのせいなのか 辺りは少し暗くなった。 涼しい…。 たいして気温は変わらないのだけれど 疲れ切った僕の体にとっては とても嬉しいことだ。 まるで… 砂漠の中にあるオアシスのような…………。  
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