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「…見りゃわかんだろッ!」
慈朗は普通のエプロンなのに対し、何故か真っ白なフリルのエプロンを着けられた俺は、額に青筋をたてながら睨みつけた。ぜってーコイツ俺で楽しんでやがる。
「あれあれー先生に反抗的な態度は良くないよ宍戸。チョコ作りたいんでしょ?」
チョコを手玉に明らかに楽しそうに俺をからかう滝に、ぶん殴ってやりたい衝動にかられるも、チョコを教えて貰う手前、怒りに震える拳をグッと堪えた。
「クッ…準備…できてる。」
俺は苦虫を潰した様な顔で滝を睨みながらも、準備できたと告げれば、滝は満足そうに微笑み教壇に戻っていった。
「はーい、二人共準備できた見たいだから、始めよっか。じゃあまずはチョコを溶かしてー。」
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