〈電話〉

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半ば呆れながら断るも“誕生日”を盾にしぶとく食い下がる長太郎。 何が“ね”だ。 185cmの男が可愛いらしく言ったって全然可愛くねーんだよッ! だいたい男の俺がそんな激ダサな事出来るワケねーだろ、考えろよバーカ。 『…やっぱり駄目ですかぁ?』 電話越しに俺のうんざりしている空気を悟るも、諦めきれずにしょんぼりとした声で再度お願いする長太郎。 …ッ!! 反則だぜ!俺がお前のそーゆ態度に弱いの知っててやってやがんな…くそッ!そんな悪知恵ばかりつけやがって…!
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