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「べ、別に長太郎のって言ってねーだろ!」
「へーじゃあ他の男なんだ。長太郎可哀相。」
「ち、ちがッ…!」
そこまで言えば長太郎のだと肯定したも同然で恥ずかしさにプルプルと震えていれば、滝がクスクス笑ってやがった。
いたたまれなくなった俺はもういいとその場から立ち去ろうとすると、手首を掴まれた。
「あはは、ゴメンゴメン。余りにも二人がラブラブだからついからかっちゃった。いいよ、教えてあげる。」
滝は、俺の腕を掴み、全く反省した様子なく、笑いながら形だけの謝罪を言い、チョコの作り方を教えてくれると言った。
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