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頭の中も心の中も、グチャグチャで。
顔を歪ませて泣きながら自宅に帰った。
玄関を開けるとスリッパをはいて階段を駆け登る。
自分の部屋に入ると、テーブルの上に両手の袋をドサッと置いた。
涙が止まらない。
大声で泣いてしまいたい。
でもお母さんが気付いたら何事かとやってくる。
あたしは小さく嗚咽を漏らしながら泣いた。
そして泣きながら姿見の前に立った。
雨でずぶ濡れの醜い自分の姿。
臨月みたいな突き出たお腹に、丸々とした体。
醜い顔。
気持ち悪い……。
気持ち悪いんだよ！！
あたしは思いっきり力を込めて、姿見に映る自分の姿を殴った。
ガシャッ。
姿見にヒビが入る。
息がしづらい。
薬……薬……。
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