第157話:ハープ

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石川「…何でハープが家にあるの」 福井「いいじゃん」 富山「確か日本だと1つハープ専門店があったな。確か『青山ハープ』だったか?」 福井「そうだね。世界だと5つ。その(1つ)本店は私に」 石川「にしてもでかいね…そしてこの足元のペダルは何?」 福井「足元の(7本の)ペダルは調を帰る為の物で、各オクターブの1音を半音ないし全音あげるのよ。因みに元々変ハ長調で弦は張られているな」 富山「とは言っても瞬時にペダルを操作するのはいくら何でも無理じゃないか?」 福井「そりゃあね…だから2人で演奏する事もあるよ」 石川「所々の弦に色が着いてるけどこれは?」 福井「ハ音が赤、ヘ音が青ないし黒で塗られているんだよ。流石にわからなくなるからね(苦笑)」 福井「音域は6オクターブ半。最高音が中央ハから3オクターブ上の変ト(ペダル操作により嬰トも可)、最低音が中央ハから3オクターブ下の変ハ。弦の本数は47本かな。何故か日本の都道府県の数と同じだけど(偶々です)」 富山「結構広いんだな」 石川「にしても日本の都道府県の数と弦の数が同じって…何これ」 福井「偶然だけどね」
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