私の先生

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少しくせ毛で目は吸い込まれそうな瞳で顔立ちがはっきりした私と同じ年か少し年上の男の子が車に乗り込んできた。 私はその出来事に驚き 直ぐに 声を出そうとした。 「誰か~助け…… ううん…」 私は急に声を出すことができなくなった。 叫ぼうと思ったときふわっと何かが私の背中に触れた。 それはその男の子の暖かみのある胸と手が私の叫ぼうとした 口をふさいでいたから。
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