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トイレから出てきた2人。
年越しまでのんびりコタツでテレビをみながらねっころがった。
「なんかイメージとちがうわ」
浩介にみられたいつもの体勢に、ちょっと慌てた。
「ごめん、なんかだらしなかったね」
浩介は首を横に振りながら、
「いあ、俺もそんなだから親近感わいてさ」
それをきいて私は安心した。
除夜の鐘が鳴る……。
「あけまして、おめでとう」
2人は年を越して改めてかしこまった。
その雰囲気がおかしくて2人で笑った。
「初日の出、いくんだろ?」
浩介はジャンパーを羽織って外に行く準備をした。
「うん、いこう」
私も暖かい格好をして2人で外にでた。
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