第四章 二人きりの初日の出

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トイレから出てきた2人。 年越しまでのんびりコタツでテレビをみながらねっころがった。 「なんかイメージとちがうわ」 浩介にみられたいつもの体勢に、ちょっと慌てた。 「ごめん、なんかだらしなかったね」 浩介は首を横に振りながら、 「いあ、俺もそんなだから親近感わいてさ」 それをきいて私は安心した。 除夜の鐘が鳴る……。 「あけまして、おめでとう」 2人は年を越して改めてかしこまった。 その雰囲気がおかしくて2人で笑った。 「初日の出、いくんだろ?」 浩介はジャンパーを羽織って外に行く準備をした。 「うん、いこう」 私も暖かい格好をして2人で外にでた。
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