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和樹『海斗遊ぼうぜ』
海斗『和樹!!』
死んだはずの和樹が目の前に現れ動揺する海斗。
和樹『生きろよ海斗………』
いきなり火の海になっている町が現れ和樹の体が段々と消えていく。
海斗『和樹行くな!和樹ーーー!』
海斗『はっ!』
そこは白い機体のコックピットの中だった。
海斗『夢か………』
海斗はコックピットから降り扉の外を見る。
まだ機体が爆発した焦げ臭さが残っていていい気分ではなかった。
海斗『和樹………』
海斗は辺りを必死になり探すがそこには和樹の姿は見当たらなかった。
海斗『きっと無事に逃げたんだな………きっと………』
逃げたと信じたいそう心に言い聞かせ白い機体のコックピットに戻る。
機体のパソコンを立ち上げこの機体の情報を探る。
海斗『コイツは母さんが作った機体もしかしたら何か情報が………』
するとR35-ZX715-ゼルクと書かれていた。
海斗『ゼルクそれがお前の名前か………』
いろいろ探るうちにこの機体は極秘に作られた機体である特殊なシステムを搭載している機体だった。
だが何を搭載してあるのかは分からなかった。
海斗『コイツは!』
それは母が書き残していたと思われる文章を見つける。
『海斗もし貴方がこれを読んでいるとき私は生きていないと思う。だけどこの機体は戦争を終わらせるために作られた機体絶対に軍に渡してはいけないわよ。………生きてください』
海斗『母さん………』
悲しみに浸っている暇はないと思いゼルクを起動させ洞窟から離れる。
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