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海斗『………』
海斗はゼルクを動かし何処か違う町を目指して進んでいる。
海斗『これからどうすれば………』
いろいろ考えていくうちに砂漠に入ってしまう。
海斗『砂漠か………』
進んで行くうちに日が沈みゼルクを休憩させるため岩の陰でゼルクを隠し焚き火をして体を休めている。
海斗『………』
焚き火の火を見ながらこれから自分は何をすればいいのかこれから何処に行けばいいのか考えている。
しかし何も思い浮かばずただゼルクを動かし前へ進む。
だが次の瞬間。
ピピピピピ
海斗『!?』
突然センサーに何かが反応して警報がなったのだ。
海斗『敵か!』
するともの凄いスピードでこちらに向かってくる。
それは砂漠エリアに対してかなりの運動性を上げるために改良を加えられた【ガイル軍専用ホバー装備型ラース】だった。
海斗『こんな時に!』
ゼルクは肩に装備された翠月を抜き相手の動きを窺う。
海斗『さぁどうでる………』
ラース合計6体辺りを囲まれ身動きが取れない状態でいる。
次の瞬間海斗はペダルを踏み込み高く飛び上がる。
ラースたちは飛び上がったゼルクに一斉に発砲してくる。
何とか翠月で弾を防いでいるが着地した瞬間砂漠の砂の流れに逆らえずゼルクはバランスを崩しその場に倒れ込む。
海斗『くそっ!やばい』
やられると覚悟したその瞬間何処からか一つの光がラースのコックピットを貫く。
海斗『何だ!』
後ろに向くと戦艦がこちらに向かってくる。
海斗『戦艦?』
ラースを1機撃破して戦艦が他のラースに襲われている。
海斗『やめろぉぉぉ』
ゼルクはラースの背後に素早く回り込みラースを横に真っ二つにする。
すると周りのラースは背を向け下がっていくのだった。
海斗『ハァ……ハァ…………』
ピピピピピ
通信が入る。
?『こちら地上艦ウォーカーそこの機体応答せよ』
海斗『ハァ………ハァ………』
いきなりゼルクは後ろに倒れ機能停止になり中に居る海斗も完全に意識を失ってしまう。
?『大丈夫?ねぇ応答して!』
─────数時間後─────
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