目覚める皇帝

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和樹『海斗授業サボるなだってさ』 笑いながらこっちにそう言いながら近寄ってくる。 海斗『サボるなか~、よしサボるか』 笑いながら和樹と教室を出て屋上に向かう。 和樹『なぁ最近妙に飛行機やラースの姿見るの多いなぁ~』 空を見上げながら呆れたような顔をしてこっちに言ってきた。 海斗『だよなぁ~、何か来るのかな?』 不思議そうに飛行機やラースを見ながら言いながらいつの間にか夕方になり。 海斗『そろそろ帰ろうぜ』 帰りのチャイムがなり和樹にゲーセンに行こうぜと言いながら屋上から出て教室に戻る最中に。 和樹『なぁ海斗………もしもの話しだぞ………今から戦争が起こったらお前はどうする?』 いつもへらへらしている和樹が珍しく真面目な顔をして質問してくるのでこいつまじで質問してやがると思いつつ質問を返す。 海斗『わかんねぇ………ただ戦争は嫌いだ………人が一瞬で居なくなってしまうから………』 少し悲しげな顔をする自分に和樹は申し訳なさそうな顔をして言った。 和樹『悪い………昨日戦争がこの近くであったらしい………だからもし戦争が起こったら俺………』 海斗『和樹………安心しろ戦争があったとしても軍が何とかしてくれる』 悲しげな顔をしている和樹に励ますようにそう言い『ゲーセン行こうぜ』と言ってその話題を終わらせた。 ―――─数時間後────── 海斗『また明日なぁ~』 和樹『おう、また明日なぁ~』 学校帰りに寄り道をして帰りあっという間に夜の20時を過ぎていた。 海斗『ただいま~』 家に帰り誰も居ない家に独り言のように言いながら自分の部屋に向かう。 海斗『寂しいのかな?………』 頭の中でいろいろ考えているうちに段々と眠たくなり数分後には寝てしまう。
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