0人が本棚に入れています
本棚に追加
──────翌日──────
ピピピピピピ
海斗『んん………』
またいつものように目覚まし時計のチャイムがなり目覚まし時計のスイッチを押し目覚まし時計のベルを止める。
海斗『………』
だがまだ起きようとぜずに二度寝をしようとしていた。
すると。
母『海斗いつまでも寝てないで起きなさい』
それは仕事があるはずの母が自分を起こしに来てくれたのだ。
海斗『母さん!』
驚きが隠せなかった。
仕事が忙しいのに何故ここに居るのだろう?。
不思議に思いながら母に言った。
海斗『何で?ここに居るの?仕事は?』
夢ではないのかと思いながら母に理由を聞く。
母『休みを貰ったのよ。家事をほったらかしにしたらいけないからね。』
軽くウインクをして『朝ご飯出来てるから早く来なさい』と言い残し母は先にリビングに行った。
海斗『………』
かなり上機嫌になり鼻歌を歌いながらすぐに制服に着替えてリビングに向かう。
母『さぁ早く食べなさい』
微笑みながら母も朝ご飯を食べていて自分も椅子に座り朝ご飯を食べ始める。
すると。
母『今日お父さん早く帰ってくるらしいわよ』
嬉しそうに朝ご飯を食べている自分にそう言う。
母はラースのプログラムを作りそして父はそのラースの開発部長をやっている。
だから毎朝早く家を出て仕事をしている。自分も分かっている母さんも父さんも自分の為に毎日朝早くから苦労して仕事をしてくれている自分も分かっているのにいざ考えると寂しくなる。
だが母たちは分かってくれていた。
母『今日お父さん帰って来たら食事に行きましょう』
その母の一言に海斗は喜びに溢れた。
親子水入らずで食事に行くのはかなり珍しいことだ。
いつも仕事が忙しいため食事に行けず昔から寂しい思いをしていた。
海斗『本当に!。やったぁ~』
母『だから海斗も今日は早く帰ってきなさいよ』
微笑みながら母がそう言う。
海斗『わかったよ。もうこんな時間だ。じゃあ行ってきます』
母『行ってらっしゃい、気をつけて行ってくるのよ』
時計を見て少し時間が過ぎていたので急いでご飯を食べて急いで家を出る。
海斗『楽しみだなぁ~』
ニヤニヤしながら走って学校に向かう。
最初のコメントを投稿しよう!