クラスメートは男嫌い

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昨日の出来事から一日。今日は月曜日でただいま俺は登校中。 空は快晴で本日も炎天下。 左肩には野球道具を詰め込んだバックを下げて右手には学校カバン。 週の始めは気持ちの切り替えが大事と言うが……。 今の俺は気持ちを切り替えられません。 だってねぇ、助けてやったのに敵意剥き出しの女王様と話さなきゃいけないからね。 嫌なら話すな? バカ言ってんじゃねぇよ。 物事には順序や礼儀ってものがあるんだ! ここは男のプライドとしてガツンと一発言ってやらねぇと。 まぁそんなこんなで華舞学校に到着。 距離は自宅から歩いて15分程度。辺りには学ランやセーラー服を着た生徒たちが次々と校門を通っていく。 俺も校門を通り抜け、靴を履き変えて教室へと向かった。 階段を上がり気付けば四階。 学年が上になると階も上がるので無駄な体力を使うのが悩み……。 廊下を歩いていよいよ我がクラス『3-2』へ到着だ。 俺達の学年は40人の3クラス。意外と人数は多いんだよな。 ドアを開けて教室へと入った俺は自分の席へと向かう。 最前列の窓側が俺の席。目に留まる席だから居眠りが出来ないのが辛い……。 荷物を置いて席に座った俺は浅田が来るのを待った。
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