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などなどの色んな声が聞こえて来るわけですよハイ。
そんでもって俺はと言うと……。
「40番……。廊下側の一番後ろ……。よっしゃぁ~!」
ベストポジション確保だぜ! 残りの高校生活で最後がこの席とはな。運が回ってきたぜ……。
となると、残りの高校生活を楽しむためには近くの席に来る仲間達が大事だよな?
「最後の席替えでお前と一緒かよ」
そう思っていると山田が俺にそう言って一つ前の席に座る。
「なんだよクソ野郎。そんなに気に入らねぇのか?」
皮肉混じりに笑いながら言葉を返す俺。でも正直ホッとしている。
山田みたいに話しやすい奴が近くなら退屈しないからな。
さてと! それよりも隣に来る女子に注目だろ!
残りの生活には華ってもんが大切だろ? 楽しく過ごして行きたいからなぁ~!
と言っても浅田はパス! アイツが隣に来たら快適の生活がパーだからな。
それに20人も女子がいるんだから流石にここには来ねぇよな。
と思いながらも俺の予想は大きく裏切られるのだった。
「……えっ? なんでアンタそこにいるの!?」
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