出会いは突然やってくる

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部屋を出た俺はタンクトップにパンツ一枚というラフな格好で部屋を出た。 行き先は当然風呂。寝汗をシャワーで流さなきゃ気持ち悪くて仕方ない。 脱衣所に着いた俺は服を脱ぎ捨てすぐにシャワーを浴びた。 「夏かぁ。最後の年は甲子園で締めくくりたいな……」 一言俺はそう言葉を漏らし汗を流した。 風呂から出た俺は髪をドライヤーで乾かし、タオルで身体を拭いて着替える。 脱衣所を後にした俺はリビングに移動して冷蔵庫から作ってあった麦茶を取り出しコップに注いだ。 もう風呂上がりの麦茶は最高ですよ! 香ばしくて冷えていて! 夏はコイツに限る! 麦茶を飲み干した俺は私服に着替えた。半袖の白シャツに膝下まである七分のジーンズ。至ってラフな格好です。 せっかくの日曜日を家の中だけで過ごすのは勿体ない。 だから俺は行きつけのカフェに行く事にした。 ポケットから携帯を取り出し送信メールを友達に送る。 『今からそっち行くからいつもの頼むわ!』 ちなみに友達はカフェでバイトをしている野球部の同級生だ。 財布と携帯を持った俺は家の鍵を閉めてカフェを目指す。
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