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ルッソ「紋章の・・・主?」
ブレイブ「あぁ、私はお前をあの世界へ連れて行くために来た。」
そう言って手を伸ばし、未だに浮き続けていた鍵を掴む。そして、ルッソに投げ渡した。
ブレイブ「それを受けとれ!そして私と共に来てくれ。」
そう言ってブレイブは手を差し出す。
ルッソ「ちょっと、ちょっと待ってよ!いきなりあの世界に行こうとか、唐突すぎて全く理解できないんだ!・・・」
ブレイブ「あの世界の事も、お前自身が行かなければいけない意味も、全ていけばわかる事だ・・・」
ブレイブは、ルッソの腕を掴むと自身の方に引き寄せる。
ルッソ「うわっ!」
その力の強さにルッソは、逆らうことが出来ずに引き寄せられた。
その瞬間だった。
ゴーン・・・ゴーン・・・
何処からか鐘の音が聞こえてきた。
ルッソは上を向いて鐘を探した。しかし何処にもあるわけがなく次第に鐘の音は強くなる・・・
ゴォーン!!!
その時辺りが真っ暗になった。
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