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ルッソ「早く行かなきゃ!」
一人長い道のりを走り行くルッソの横を、一人のクラスメイトが赤い自転車ですれ違った。
友人「おっ、この時間にこの道通るとお前走ってんだな!」
そしてにやりと笑い、そのまま通りすぎていく。
ルッソ「なんだよ-!からかうんじゃねぇよ!!」
ルッソは必死でクラスメイトを追い走ったが、すぐに疲れて追うのを止めた。
そして学校へ着いたときには、もうすでにチャイムが鳴り出していた。
急いで校門に駆け込み、その勢いのまま校舎へ走る。
ドンッ!
ちょうど校舎の入り口の前に人がいたらしく、ルッソは思わずぶつかってしまった。
ルッソ「すみません!」
ルッソはそう一言いい、軽く頭を下げながら、校舎の中に消えていった。
?「・・・・・・・・・・・・」
ぶつかられた人は、無言のまま、立ち去っていった。
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