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校舎全体に夕日があたる。
静かに鳴り響く帰りのチャイムの中、下校中の他の生徒と共にルッソもゆっくり歩いていた。
ルッソ「さてと、早く帰らないと・・・・」
少し足を早めたルッソの肩に、誰かが手をのせて呼び止めた。
?「待て!」
ルッソが振り替えるとそこには、黒色で綺麗な白い線が入ったフード着きコートを着こんで顔をフードで隠した怪しい人が居た。
ルッソ「えっ!?だ・・・誰?こんな時間に校門の前に立ってるって・・・・・まさか不審者!?」
?「いきなり不審者扱いか、校門の前で子供を誘拐しようと企むバカな不審者はいないと思うが・・・・・」
そう言って腕を組んだ。
ルッソ「怪しいって・・・」
ルッソは急いでその場を離れようと歩き出す。
?「だから待てって!アーシェオン!」
ルッソ「何で俺の名前知ってるんだよ・・・やっぱり・・・」
?「だから待てと!お前に話さなければいけないことがあるのだ!とりあえずお前の家まで連れていけ!」
明らかに不審者的発言をし、ルッソは更に早足になった。
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