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「最初の第一印象は最悪だったのよ。いかにも女慣れしてる感じで。」
笑いながら母は話してくれた。
「そんなに印象悪いのによく好きになったね。」
「なんとなく。愛着?みたいな感じ。その頃のお母さんって彼氏がほしかったわけでもなく、遊んでたもん。」
「マジで?!でもあんまり合コンとか行ったの、聞いたことないけど…。」
母はニヤ~っとして話はじめた。
「お父さんはどこまで知ってるかわからないけど、内緒で飲み会とか行ってたよ。」
母からは驚きの発言!
「お昼頃、お父さんと出掛けて、夕方、家に帰って夜、飲み会に行ったり。だって、その頃お父さんと付き合ってないし。存在はあったけど。」
聞いていくうちに知らない母の顔があった。
まぁ、独身時代は自由だが父一筋の母の姿しか知らない私には驚きだった。
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