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ー二年前の冬ー
「かったるいな~。今日の飲み会行くのやめようかな。」
「とりあえず来てよ。」
人数合わせて誘われた飲み会。
友人のミナミと一緒に店に入る。
その時に居たのが旦那さまになった涼真。
気が付くと意気投合し、確か二、三ヶ月後には付き合っていた。
彼の優しさに惹かれ、ホワッとした感じに居心地さを感じていた。
それでも付き合っていればケンカも絶えず、距離を置くこともあったが、なぜか離れることはなかった。
離れられなかった。
なぜなら彼は一番辛いとき私を支えてくれたから。
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