36人が本棚に入れています
本棚に追加
龍彦「家までリフティングで帰らない?」
恒彦「先に帰った方が勝ちね。落としたら最初から。」
龍彦「ヨッシャ!! じゃあ始め。」
公園から家までは100m程度だった。
龍彦と恒彦はほとんど差がなく、あと20m程度まで来ていた。
龍彦「余裕。」
龍彦はスピードを上げた。
恒彦「まだまだ余裕だよ。」
恒彦もついていく。
龍彦「このままじゃ勝負つかないから、ここから蹴って、マンションのエントランスに少ない数でいれた方が勝ちな。」
恒彦「いいよ。」
龍彦「じゃあ1回目。」
龍彦が蹴ったボールはまっすぐ向かっている。
龍彦「オレの勝ちだね。」
しかし、エントランスの壁にぶつかり、遠いところに飛んでいった。
龍彦「…」
恒彦「あれ? マンションはそっちにはないみたいたいだよ?」
龍彦「うるせー!!」
恒彦は余裕で1回目で決め、恒彦が勝った。
恒彦「オレの勝ち~」
龍彦「ちくしょー!!」
恒彦「ああいうのはオレの方が上手いね。」
龍彦「うるせー!!」
恒彦「オレの勝ち~」
龍彦「わかったよ…」
龍彦はしつこく恒彦にからかわれていた。
1日中からかわれていた。
最初のコメントを投稿しよう!