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龍彦「ただいま~ …って言っても誰もいないんだよな」 龍彦は高校生になり、自立しろということで弟の恒彦と2人で暮らすことになった。 葵 恒彦(あおい つねひこ) 学年:中学3年生 ポジション:DF、MF チーム:FC東京Uー15 龍彦と同じように日本にくるまでビジャレアル下部組織に所属。しかし、幼少期から龍彦と遊んでいたため仲がよく、息も合う。兄よりは、しっかりしている。 午後5時… 恒彦「ただいま~」 龍彦「おかえり。どうだった?」 恒彦「あっちほどではないけど、まあ上手かったよ。」 龍彦「初日から練習とは大変だな。」 恒彦「オレを試すためにゲームだったから楽だったよ。」 龍彦「オレもやりたいな…そういえば、明日ヒマ?」 恒彦「用事はないけど…」 龍彦「じゃあ明日するぞ!!」 恒彦「言うと思ったよ…」 龍彦「ヨッシャ!!」 恒彦「ゆっくりは寝させてね。」 龍彦「当たり前だろ。オレもゆっくり寝る。」 恒彦「相変わらず寝るのは変わらないのか…」 龍彦「メシどうする?」 恒彦「せっかく日本に来たんだし、寿司でも食べる?」 龍彦「つくんのか?」 恒彦「そんなわけないでしょ…。出前とかだよ。」 龍彦「へぇ~。じゃあ頼んだ。」 恒彦「わかったよ…。じゃあ明日はタツがメシ当番ね。」 龍彦「まかせとけ!!」 恒彦「じゃあ頼んどくから、適当に時間つぶしといて。」 龍彦「筋トレでもするか…」 この家は、3LDKのマンションの1階で、同じマンションには両親も住んでいる。そして2人の部屋には俊彦が2人のためにつくった筋トレルームがある。普通のジム程度の機械がそろっている。 龍彦(動かないと寝れねーよ…) 龍彦は1時間程度筋トレをしていると、 恒彦「タツ~ 寿司来たぞ。」 龍彦「ヨッシャ🎵 いっぱい食うぞ!!」
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