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龍彦(それを待っていたんだ!!)
龍彦は恒彦が体を入れようとした1歩目を狙っていた。
そして、恒彦が1歩目を踏み出した瞬間に股の間にボールを転がし、恒彦が全く予想していなかった状況になった。
しかし、
恒彦「予想通り!!」
龍彦「なに!?」
恒彦はそこまでの展開も予想していた。
恒彦は龍彦がボールを転がすと、股を閉じてボールを通らせないようにした。
龍彦「成長したな。でもまだお前には負けれない!!」
龍彦はさらに一枚上手で、恒彦が股を閉じるとボールを引いて、ダブルタッチで交わした。
恒彦「初めてマジのタツに勝てると思ったのに…」
龍彦「まだ甘いね。」
恒彦「でも1勝1敗だからね。」
龍彦「あれはマジじゃなかったし… だからあれは…」
恒彦「勝負に言い訳はダメって言ったのタツだよね?」
2人が小さいときからこの勝負はずっと続けている。
小さいときから今まで本気のの龍彦に1度も恒彦は勝ったことがなく、負け続けている。
小さいころは恒彦は負けると、すぐ言い訳を言っていた。そのときに龍彦が
「勝負に言い訳はダメだ。」
といつも言っていた。
龍彦「まぁそうだけど…」
恒彦「でもマジのタツに勝たなきゃ意味ないからどうでもいいけど。」
龍彦「じゃあオレの勝ちだ!!」
恒彦「でも負けるのは嫌だから1勝1敗ね。」
龍彦「なんだよそれ…」
恒彦「じゃあもう1回やる?」
龍彦「もうそんな気分じゃねーよ。」
恒彦「じゃあ帰るか。」
龍彦「そうだ!! ウイイレで勝負しよ。」
恒彦「やだよ。タツめっちゃ弱いもん。」
現実は龍彦が勝つが、ゲームでは1度も勝てたことがない。
龍彦はゲームが全然上手くできないのである。
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