出会っちゃってもいいですか?

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  PM6時… 「…んお…?…なんだ…寝ちまったのか…」 いつの間にか寝ていた俺はゆっくりと身体を上げた。 ぼーー…っ じーーー… ん? 何か見られるような… 「…何…してんの?」 「君が話かけてくれるの待ってみた」 「なら、話かけたから本当の理由を言え」 「イタズラしようかと」 「ダメだからな!?ダメなんだからな!?」 俺を見ていた視線はどうやらこの少女…いや、幼女? その子はどう見たって小学生にしか見えない大きさだった。 「てかお前どこから入ったんだ?もしかして兄ちゃん姉ちゃんの迎えか?」 「む、違うぞ?私はここの生徒だ。 そして私は君より年上だ」 「はぁ?マジで!?」 こ、こんなチビっこが俺より年上だと…!? ありえ…無いことは無いか そもそも俺の姉ちゃんも小さい方だしな。 「やはり君も勘違いしていたようだな…我ながらこの容姿は高校生に見えないから難儀なものだ」 ふうっと幼女(仮)は溜め息を付いた。 「まぁ確かに小学生にしか見えないしな」 「小学生ちゃうわ!!アホ!!」 「!!!?」 いきなり大きな声が聞こえた…だがその声…なんつーかその… 可愛いかった。
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