5人が本棚に入れています
本棚に追加
PM6時…
「…んお…?…なんだ…寝ちまったのか…」
いつの間にか寝ていた俺はゆっくりと身体を上げた。
ぼーー…っ
じーーー…
ん? 何か見られるような…
「…何…してんの?」
「君が話かけてくれるの待ってみた」
「なら、話かけたから本当の理由を言え」
「イタズラしようかと」
「ダメだからな!?ダメなんだからな!?」
俺を見ていた視線はどうやらこの少女…いや、幼女?
その子はどう見たって小学生にしか見えない大きさだった。
「てかお前どこから入ったんだ?もしかして兄ちゃん姉ちゃんの迎えか?」
「む、違うぞ?私はここの生徒だ。
そして私は君より年上だ」
「はぁ?マジで!?」
こ、こんなチビっこが俺より年上だと…!?
ありえ…無いことは無いか
そもそも俺の姉ちゃんも小さい方だしな。
「やはり君も勘違いしていたようだな…我ながらこの容姿は高校生に見えないから難儀なものだ」
ふうっと幼女(仮)は溜め息を付いた。
「まぁ確かに小学生にしか見えないしな」
「小学生ちゃうわ!!アホ!!」
「!!!?」
いきなり大きな声が聞こえた…だがその声…なんつーかその…
可愛いかった。
最初のコメントを投稿しよう!