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―7時頃帰宅―
「ただいまー…」
ハァ…今日は姉ちゃんいねぇよな…?
俺はおそるおそる目の前の段差を上がる。
さながら忍者のように…
抜き足差し足忍びあ…「何やってのアンタ」
ビクッと肩が跳ねるのが分かった。
ゆっくりと声のする方を向いた。
母さんだった。
「ビビったぁああ…
ちょっ!母さん!!」
「アンタがおかしな行動してるからでしょ?何?悪いことでもしたの?バカだね」
この親…息子に対して失礼だ
「してないっての!
今日はバカ姉貴がk「アタシが何?」
ひぃい…
―――…
―――――…
―同時刻学校前―
「ふむ、なかなか面白い奴が転校してきたようだな」
「よっす姉ちゃん!」
「おお、遅いぞ夜」
「遅いぞって…せっかく迎えに来てやったってのに感謝の言葉も無しですか」
「ありがとう、だが遅いのは許さん…
…私は暗いのは怖い」
「名前は蛍なのにね?
てか姉ちゃん、幼なじみの俺を呼び出すのはいいけどたまには妹にも頼めよ」
「雪はダメだ。
…あの子の方が怖い。」
「ハハハッ(棒)」
「夜、顔が笑ってないぞ?」
「まぁまぁ…てか何でこんなに遅くまで学校に居たの?」
「フフ…それはだな…」
―――…
―――――…
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